真の贅沢とは
2025年12月12日 11:55
2025年12月12日(金)
「真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは、人間関係の贅沢だ。(星の王子様・サンテグジュペリ)」
心の状態を表現する脳内ホルモンとして、心の三原色「アドレナリン」「ドーパミン」「セロトニン」は有名です。アドレナリンは怒りと恐れ、ドーパミンは快楽、セロトニンは精神の安定、それぞれに役割があります。それに加え、僕は「オキシトシン」というホルモンが、幸せな人生には欠かせないと思っています。
「オキシトシン」は、人に対する親切と奉公(役立ち)を行った時に出るホルモンです。
喜びのホルモンですが、快楽のドーパミンとは、あきらかに違いがあります。何兆円も持っている大金持ちはありとあらゆる贅沢ができます。大豪邸、旅行、プライベートジェット、高級車、高級調度品、宝石、衣服、ハンドバック、観劇、コンサート、豪華な料理、恋愛、サロンの集まりなど、果てには宇宙旅行。これらはすべて「ドーパミン」が分泌されます。しかしいつか飽きるのです。それがドーパミンの運命。加えて、ドーパミンは持続時間が短い。「祭りの後のさみしさ」とはよくいったものです。さらに、すぐに慣れるので量を増やさなければ同じ快感を感じなくなります。
さて、贅沢三昧のドーパミン生活に飽きて、さみしさを感じた億万長者は、人生の終盤になり、寄付やボランティアを始めることが多いです。わかりやすく人に喜ばれるので、オキシトシンが出て気持ちがよいのですね。晩年になり、ドーパミン生活の限界を知り、オキシトシン生活に移行するのは自然の流れなのでしょう。
「受けた恩は石に刻め、かけた情けは水に流せ」
スーパーボランティアとして全国を駆け回る尾畠春夫さんの座右の銘です。尾畠さんがいつも言っている言葉は「世の中に恩返しがしたい」どうも人間は、恩を感じるとそれを返したいという本能があるようです。
「オキシトシン」は人間関係で喜ばれた時に出ます。体にとってとても良い景響を与える効果があり、しかも飽きる事がありません。持続時間も長く、「祭りの後のさみしさ」はありません。マウスの実験では、麻薬よりオキシトシンを選ぶという結果もあるくらいです。
ハーバード大学の幸せの研究結果「良好な人間関係」は「オキシトシン」を出すことによって得られる真の幸せだったのですね。「オキシトシン」を出すことは、どんな人でも今日からできる、まさしく「真の贅沢」です。
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